生活排水による河川の水質汚濁を防止するため、合併処理浄化槽の普及促進を図っておりますが、この放流水質を良好な状態に保つには適切な維持管理、清掃及び法定検査が必要となります。また、木曽浄化槽衛生管理組合が実施する保守点検は、浄化槽法施行規則により、4ヶ月に1度の点検が義務付けられております。
上松町では、合併処理浄化槽の維持管理の費用が、同じ排水処理を行っている下水道と比べ多額であることから、保守点検に係る費用の一部を町から補助する制度を平成31年度から始めます。

補助の内容

木曽浄化槽衛生管理組合が行う浄化槽の保守点検に要する費用の一部

補助の対象となる方

• 下水道処理区域以外の区域に設置された10人槽以下の浄化槽で、個人住宅及び店舗併設の個人住宅（店舗の床面積が全体の2分の1以下であること。）の方
• 町税及びその他公共の料金等を滞納していない方
• その他、町長が特別な事情により認めた方

補助金の支払方法

木曽浄化槽衛生管理組合より対象となる方の保守点検料の請求が直接上松町に提出され、その費用を上松町から木曽浄化槽衛生管理組合に支払いを行いますので、申請等の手続きは必要ありません。

その他

• 合併処理浄化槽補助制度は、木曽浄化槽衛生管理組合が行う保守点検に要する費用の一部を補助するもので、全額負担ではありません。
  （補助額は、1回につき、4,155円となります。）
• 保守点検において補充した薬品等の代金は、補助の対象となりませんので、あらかじめご承知をお願いいたします。