住宅の耐震化を進めましょう

更新日:2021年02月10日

地震を知る

地震は自然現象ですから、いつどこでどれくらいの大きさのものが発生するのか、確実なことはわかりません。

地震についてわかっている基本的なことを見直し、どんな地震に対して備えるべきかを考えることが大切です。

長野県に大きな被害をもたらすと予想されている地震には「糸魚川-静岡構造線断層帯の地震」「長野盆地西縁断層帯の地震」「伊那谷断層帯の地震」「阿寺断層帯の地震」「木曽山脈西縁断層帯の地震」「境峠・神谷断層帯の地震」「東海地震」「南海トラフ巨大地震」があります。

この中で上松町に甚大な影響を及ぼすとされているのが、「伊那谷断層帯の地震」、「木曽山脈西縁断層帯の地震」で、それぞれ最大震度6強が予想されています。また、「南海トラフ巨大地震」においては、最大震度6弱が想定されており、「南海トラフ巨大地震防災対策推進地域」に指定されています。

「糸魚川-静岡構造線断層帯の地震」の30年以内の地震発生確率は高いところで30%と高くなっています。
(出典:第3次長野県地震被害想定調査報告書・県耐震化リーフレット)

自分の家の強さを知る【耐震診断】

地震のことがわかったら、それに対応する自分の家の強さを考えましょう。
家の強さは診断による評点がものさしになります。
評点1.0が現在の耐震基準の強さに相当すると考えてください。

安全度の度合い

耐震診断をすると、0.4 、0.7 、1.0 のような点数がつきます。

この点数は、現在建築基準法で定められている最低限の強さを 1.0 としたときのあなたの家の強さの比率を表しています。評点 0.5 ということは、耐震基準で定める半分の強さしかないということになります。また、評点 0.7 は命を守るために最低限必要な評点と言われており、評点 1.3 になるとより安全性が高いと言えます。

耐震診断を検討される場合は、お気軽にご相談ください。

参考:県ホームページ【住宅の耐震化をお考えの方へ】

安心に向け今すぐ実施【耐震改修】

改修を決めた場合、どんな方法でどんな工事をするのか、工事中はいつもと変わらず生活できるのか、工事後の見栄えは等、納得いくまで建築士に説明していただきましょう。

長野県では住宅の耐震化を促進するにあたり、耐震改修事業者等の技術力向上を図るとともに、耐震改修事業者リストを作成公表することにより、耐震改修を実施したい者と耐震改修事業者を結びつけることを目的とした耐震事業者向け講習会を開催しました。

また、その講習会に参加した事業者のうち、公表に同意を得た事業者リストを公開しています

参考:県ホームページ【耐震改修事業者向け講習会】

耐震改修

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