弾道ミサイル落下時の行動等について
更新日:2017年10月16日
弾道ミサイルが発射された場合で、日本に飛来する可能性がある時に、日本政府が関係する地域住民に対して全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用して情報伝達を行います。
Jアラートは、自治体に設置された防災行政無線に連動しており、万が一、飛翔体(弾道ミサイル等)の落下地点予測対象地域となった場合に、特殊なサイレン音とともに自動的にメッセージ放送を流します。
また、各携帯電話会社を通じて緊急速報メール等も配信され、緊急情報をお知らせします。
弾道ミサイル落下時の行動について(要約版)
弾道ミサイルは、発射から極めて短時間で着弾します。
メッセージが流れたら(緊急情報を受信したら)、直ちに以下の行動を取って下さい。
屋外にいる場合
近くの建物(できればコンクリート造り等の頑丈な建物)の中、又は地下(地下街や地下駅舎などの地下施設)に避難する。
近くに適当な建物がない場合には物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守る。
屋内にいる場合
出来るだけ窓から離れ、出来れば窓の無い部屋に移動する。
詳細版はこちらをご覧ください。
弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A(要約版)
問1 ミサイルの発射から何分くらいで日本へ飛んでくるの?
北朝鮮から弾道ミサイルが発射された場合、極めて短時間に飛来することが予想されます。
例えば北朝鮮西岸から1,600キロ離れた沖縄県先島諸島上空を約10分後に通過しています。
なお、弾道ミサイルの種類や発射方法、発射場所によって飛来時間は異なります。
問2 なぜ頑丈な建物や地下街などに避難するの?
ミサイル着弾時の爆風や破片などからの被害を避けるためには屋内(できれば頑丈な建物)や地下街など(地下街や地下駅舎などの地下施設)への避難が有効です。
問3 自宅(木造住宅)にいる場合はどうすればいいの?
すぐ避難できる場所に頑丈な建物や地下街などがあれば直ちにそちらに避難。それができない場合は、出来るだけ窓から離れ、できれば窓の無い部屋へ移動して下さい。
問4 建物内に避難してからの注意点は?
爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、出来るだけ窓から離れ、できれば窓の無い部屋へ移動して下さい。
問5 情報伝達があった時、自動車内にいた場合はどうすればいいの?
車は燃料引火のおそれがあります。停車して頑丈な建物や地下街などに避難して下さい。
周囲に頑丈な建物や地下街などが無い場合には、車から離れて地面に伏せ、頭部を保護して下さい。
問6 車から出ると危険な場合は?
高速道路上など、車外では危険な場合は、安全な場所に停車し、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機して下さい。
問7 ミサイル着弾後はどうしたらいい?
ミサイル弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めて下さい。
また、行政からの指示があればそれに従い落ち着いて行動して下さい。
問8 近くに着弾した場合はどうしたらいい?
弾頭の種類によって被害範囲などが異なりますが、次のように行動して下さい。
- 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチ等で覆いながら現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難して下さい。
- 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内の密封して下さい。
詳細版はこちらをご覧ください
国民保護の詳細については、こちらの国民保護ポータルサイトをご覧ください。
ポータルサイト内では、国民保護に係る警報サイレン音の視聴もできます。
※音声の複製は禁じられております。また、平時に大音量で再生すると、周囲に誤解を生じる場合がございますので、ご注意ください。
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上松町役場 危機管理課 危機管理係
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